住みたかった街に、今でも住みたいと思っている話。
ずばり、私の住みたかった街は
「三軒茶屋」です。
(今でも住みたいと思っている)
東京の隣県で生まれ育った私。
物心ついたころには、
「高校卒業したら、都心に住んで、流行の最先端の中に身を置くんだ!!!」
と意気込んでいて、
この当時は、表参道あたりが素敵だな〜なんて、漠然とした思いしかなく、東京のお洒落な街として聞いたことのある地名の場所に思いを馳せていました。
というか、正確には、都民になりたいが夢だった気がします。
しかし実際は、
高校卒業後、県内の他市にある大学へ進学。就職でまた地元に戻ってくるという展開。
憧れの東京ライフはいずこ…
なーんて思いながら仕事をしていましたが、
訳あって新卒入社の職場を退職し(またいつか別記事で書きたいと思ってます)、これは良いチャンスだと思い、東京にある企業を中心に転職活動をスタート。
都内で異動の可能性はあるものの、
私が昔から憧れていた街(の近くも含め)にある職場に無事採用していただきました!
これで憧れの東京ライフを始められるぞ…!
と、わくわくしたのも束の間。
今まで一人暮らしをしたことのなかった私は、
自分のお給料では、希望の条件をかなり我慢しなければならないことをここで知るのです。
(今でもそうなのですが、毎日湯船に浸かりたい族ということもあり、ユニットバスやシャワーのみはどうしても避けたかった。これが飲めれば結構探せたんだと思います。)
そのため、結局実家から1時間以上かけて通勤の日々。
そんな中で、定期圏内にある聞いたことのある街に出かけてみようと思って出会ったのが、三軒茶屋です。
初めて降り立った時に、何故か地元に帰ってきたような安心感がありました。(全然似てない)
渋谷まで2駅で行けるにも関わらず、
信号を渡るたびに「これはお祭りか?」っていうような人の多さもなく、個人的に都心名物だと思っている早歩きの人多いもあまり感じず、
言葉で表すのは難しいけど、街の雰囲気が良い具合でのんびりしている印象を受けました。
あとは何より、美味しいご飯屋さんの多いこと!
毎日の中での1番の楽しみが食事である私にとっては、夢のような場所であることが発覚!
1回行っただけで名前を覚えてくれたお店があったり、お店の前を通って美味しそうだなあと狙ってるお店があったり…
ちなみに、この頃から職場の人の紹介で美容院も三茶に💇♀️
そんなこんなで、三茶と縁を増やすようになり、
三茶に住みたい!
と思うようになりました。
しかし、前述したように、
自分のお給料では、希望条件の物件に住むことはできず、条件を再考したり、物件を見させてもらったこともありましたが…(私の最低条件が理想高めだったと思います)
結果、ご縁のある物件に出会わず、今でも遊びに行く好きな街という関係になっています。
(当時お世話になった不動産屋さん、ご迷惑をおかけしました。そして、ありがとうございました。)
結局、その後色んなことがあり、更に転職をして、現在は地元近くに戻ってきているので、今もしも三茶に住めても現実味はないのですが…
それでもいつか、住めたら良いな、住みたいな、と思う街です。
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